学費が有料の通信制高校ってどうなの?

通信制高校に進学するにあたり、入学金・授業料など費用が有料なのかは学校を選ぶ上でとても重要な選択肢になりますよね。そこで今回は公立、私立の通信制高校の学校の制度の違いをさまざまな面から記していきたいと思います。お子さんの進学先にお悩みのご両親や、通信制高校への転校を考えている学生さんたちはぜひ最後まで読んで下さい。

通信制高校ってどんな学校?

そもそも通信制高校と全日制、定時制の高校の違いはご存知ですか。学校教育法によりどの高校であろうと高校には3年以上在籍しなくてはなりません。ですから通信制高校であっても3年は在籍することになります。

そもそも全日制、定時制と違って毎日学校に行く必要がないのです。勉強は自宅学習が基本となります。一般的な大学のように単位制なので自分のペースで勉強してテストを受けて単位を取得していく形になります。

放任的に思えますが、学校側から一定のレポートを課されたり、スクーリングを受けることができます。スクーリングとは自宅学習でわからなかったところを投稿した際に先生に質問できる制度です。

どういった人が通っているの?

では通信制高校はどのような人が対象なのでしょうか。何より自分のペースで卒業できるので対象は幅広いです。既に働いている人もいれば、定時制高校を中退して転入してくる人もいます。正社員で働く傍ら通えるなんて魅力的ですよね。

公立と私立の違い

学費は学校を選ぶ際、とても重要になりますが公立と私立ではどれくらい違いがあるのでしょうか。学費の面だけでなく、制度の違いなども見ていきましょう。

公立の場合

公立の一番の魅力は費用面ですねよね。入学金や授業料を東京・神奈川・大阪で比べていきます。

まずは入学金、東京・神奈川・大阪どれも500円ととてもお安くなっています。次に授業料についてです。通信制高校の場合、受講料というのですが東京336円、神奈川350円、大阪330円と多少の差はあれどやはり授業料もとてもお安くなっています。学費自体は無料になっていますし、受講料の他に必要な費用は少し存在しますが、それを考慮しても安い学費となっています。

ではなぜ公立の通信制を選択しない人がいるのでしょうか。

まず都道府県に置かれているので、学校数が少なく、定員も少ないのです。また学校からのサポートが手薄なので全て自己管理になります。従って全日制で学力不信で通信制高校を希望する生徒さんには不向きだと考えられます。高校によっては卒業率が2割にも満たない学校もあります。1人で計画的に学習できる人にオススメと言って良いでしょう。

私立の場合

次に私立の通信制高校を見ていきましょう。私立の通信制高校の魅力は学力で入学を判断されなかったり、手厚いサポートを受けながら卒業することができます。

費用に関して説明しますとと、私立ですので学校によってかなり異なるのが現状です。ほとんどが有料ですが中には入学金が0円の学校もあります。年間30万~70万程度かかります。費用に限らす、制度など学校によってかなり変わるので私立をご検討の際は必ず学校に問い合わして。資料を貰うことにしましょう。

また通信制高校にはさまざまな生徒が通っています。スポーツを專門にしている生徒、大学進学を望む生徒、諸事情により学校に行くことができなくなってしまった生徒、障害を持っている生徒など。私立はそのような生徒に対応するためにサポートが充実しています。卒業率が高いことも魅力なので、高校卒業資格がなんとしてでも欲しい方に私立はオススメです。学費が有料な分サポートが充実しているのが特徴だとわかります。

通信制のいろいろな不安

通信制高校に進学する上で様々な不安があると思います。

卒業はできるの?

せっかく進学するのだから卒業したいと入学する時は誰でも思いますよね。では本当に卒業できるのでしょうか。まず全日制・定時制・通信制全体の中途退学率を見てみましょう。文部科学省のデータによりますと高校生全体の中途退学率は1.5%ととても低い割合となっています。では通信制高校はどうなのでしょうか。残念ではありますが、現実として通信制の中途退学率が遥かに高くなっています。文部科学省によりますと約20%の生徒が退学しています。しかし通信制の中でもやはり公立や私立では大きな差があります。公立が約40%の生徒が退学するのに対し。私立では約10%の退学率となっています。先程述べましたようにサポートの手厚さの差が出ていると考えられます。

友達ってできるの?

基本が自宅学習ということで友達や知り合いができるのかが不安になっている人もいると思います。そこに関してはあまり心配しなくて良いかもしれません。通信制にも修学旅行のような特別課外学習がありますし、月に何回かは学校に行く機会があります。全日制のように毎日会うクラスメートのような存在は見つけることが難しいと思われますが、仲良い友達はきっとできるでょう。また自分の時間が多いということで、アルバイトやパート先で気の合う仲間を見つけてもいいですね。

私立高校は学費が有料な分サポートが手厚い!

いかがでしたか。今回は通信制高校についてまとめてみました。私立は有料だからこそできる手厚いサポートも魅力でしたね。この記事を読んで是非通信制高校を選択する参考にしてください。


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