ひきこもりが通信制高校を卒業するためにかかる学費は?

現在ひきこもりになってしまっている人や不登校になっている人でも、高校卒業に挑戦できるのが通信制高校やサポート校です。

しかしそのような挫折を経験した人が実際に高校を卒業しようとすると、通常のサポートでは不足するため学費が基本的な通信制高校よりも高くなってしまいます。

いったいどのくらいあれば卒業できるのでしょうか?

ひきこもりでも通信制高校を卒業できる?

でもそもそも今家から出られないのに高校なんて卒業できるのでしょうか。

たしかに普通の全日制高校なら難しいかもしれません。

実際に不登校になって全日制高校を中途退学してしまった人もいるでしょう。

でも通信制高校なら、ひきこもりや集団行動が苦手な人、勉強に自信がない人でもきっと高校を卒業できるような工夫がたくさんあるんです。多少学費が高くなっても利用する価値はあります!

自宅に先生が来てくれるサポートを利用

通信制高校やサポート校のうちいくつかは、自宅に先生が来て勉強を教えてくれるサポートがあります。

これなら家から出られない人でも授業を受けて高校の単位を取得することができますね!

周りの目を気にする必要もありませんし、不安であれば保護者が同席の上授業を受けることが可能です。

自宅への訪問だけでなく病院や喫茶店など、場所を指定してその場で授業を受けられるサポートもあります。

なかなか外に出られない人でも、たとえば自分が好きなものが売っている場所の近くだったりすれば授業を受けに外に出られるかもしれませんよね。

徐々に個別指導の登校に挑戦

まずは自宅で先生と一緒に勉強して学校との信頼関係をつくることを目指しましょう。

そのあとはできれば少しずつ学校に登校するようにしたいです。

全日制高校ではクラスがあるので、遅刻していったり勉強についていけなかったりすると周りから冷ややかな目を向けられることもあります。

しかし通信制高校やサポート校なら個別指導に対応してくれる学校があるので、登校する場合も周りを気にしなくて大丈夫。

勉強でわからないことがあったときも先生にいつでも聞くことができるので、学習の定着もスムーズに進んでいきます。

自由登校・欠席の振替も簡単

なかには平日は常に学校が開校していて、好きな時に登校していいルールになっている通信制高校もあります。

「今日はすごく調子がいいから学校に行けそう」そんなふうになんとなく感じることができる日ってありますよね。

そんなときに気軽に登校することができるんです。

さらに授業に欠席した場合にも柔軟に振替日などの対応をしてくれるので、通信制高校なら体調を崩しやすい人でもちゃんと出席を満たして単位を取得することができますよ。

中学校の内容から復習できる

勉強に自信がなく、高校の内容だけに限らず中学校で勉強する内容にも不安があるという生徒は案外多いです。

そんな生徒でも少しずつ学習を進められるように、通信制高校では中学校の内容の復習から始めることができます。

テキストも全日制高校で利用するものよりずっとわかりやすいです。

先生が生徒のために直接テキストをつくってくれるような通信制高校もあります。

学費はどのくらい?

でもここまでサポートが充実していると、普通の高校よりもずっと費用がかかってしまいそうな気がしますよね。

実際にひきこもりの人が通信制高校に入学して、しっかりちゃっかりサポートを受けたらどのくらいの学費がかかるのでしょうか。

年間70万円以上は必要!?

通信制高校の学費の平均金額は20~40万円。

それと比べて前述したさまざまなサポートをすべて受けようとすると、年間70万円以上は学費がかかると考えられます。

しかもこうしたサポートの費用は授業料とは異なるため、就学支援金などが適用されません。

しかし私立の全日制高校とはあまり変わらない費用でここまでのフォローが受けられると考えると、生徒や保護者にとっては十分嬉しいサポートですよね。

個別指導コースを選択した場合

こちらの記事でも詳しく解説していますが、通信制高校で個別指導コースを選択すると年間30万円ほど基本的な費用よりも高くなってしまいます。

→通信制高校でも個別指導がある!学費の差を検証

さらにこの金額はあくまで一つの学校を例に出しただけなので、登校日数や学校によっては年間50万円ほどの差が出ることも十分考えられます。

生徒だけでなく保護者のフォローも積極的に受けよう

このように通信制高校はひきこもりの人でも高校卒業ができるサポートが非常に充実しています。

学費は高くなってしまいますが、これで高校を卒業できるなら費用を支払う価値は大きいですよね。

また通信制高校には、生徒だけでなく保護者に向けたフォローをたくさん行っている学校も多いです。

家庭環境が問題で生徒が学校に行けなくなってしまうことも多いので、保護者の方も学校からのフォローを積極的に受けることをおすすめします。


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