通信制高校の学費の貸付制度について

「通信制高校の学費が不安」という方はいらっしゃいませんか?

通信制高校は一般的に言って、全日制の高校より圧倒的に費用が安いのが特徴です。

しかしそれでも収入や家庭環境によっては、支払いが難しいという場合がかなり存在するのが現状です。

そんな通信制高校への費用が不安な方のために、今回は便利な学費貸付制度について説明していきます。

きちんと理解すれば、もう学校費用に悩まされることもなくなるでしょう。

通信制高校の学費

通信制高校の費用は、額や内訳が一般の全日制高校とは大きく異なっています。

貸付制度について理解する前に学費ついてある程度分かっている必要性があります。

通信制高校の学費:年額約25~45万円

これは私立通信制高校の費用となっています。公立の場合は3年間合計で10万円以下で卒業することも可能です。

全日制高校と大きく異なる点として、授業料が1単位ごとの支払いになることが多い点が挙げられます。

学費貸付制度

通信制高校に進学する上で使用することのできる貸付金には大きく分けて2種類が存在します。

・国の教育ローン

・学校の紹介する民間ローン

・奨学金

以上のものです。

一般的に国の教育ローンとは日本政策金融公庫の教育ローンのことを指します。現在は固定金利で1.81%となっています。

次に学校の紹介する民間ローンですが、これは学校によって大きく種類が変わってくるので注意が必要です。

一般の奨学金とは自治会の奨学金やあしなが奨学金などです。これらの特徴として審査基準が奨学金の種類により大きく異なることがあげられます。

以上が主な通信制高校の貸付制度です。

これから利用頻度の高い国の教育ローンと奨学金について説明を行っていきます。

国の教育ローンについて

前項で説明しましたが、国の教育ローンとは「日本政策金融公庫」が行っているローンのことです。

これは100%が政府の出資により成り立っているローンであり、非常に信用性は高いローンです。

以下にてメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

日本政策金融公庫でローンを組むメリットとして以下のような点があります。

・まとまった金額を受け取れる

・民間に比べれば金利が低い

・いつでも申し込める

日本政策金融公庫には以上のようなメリットが存在しています。

まずこのローンではまとまった金額を受け取ることができます。つまり入学資金などに使うことが可能です。

金利は一般的な民間ローンに比べると随分安く設定されています。学費というのは長期借入が前提ですので、長期ローンが安いのは大きなメリットになりえます。

いつでも申し込むことができるというのは、奨学金制度などにはない点です。

入学前だけでなく、在学中も申し込むことができるので便利です。

デメリット

日本政策金融公庫でローンを組むデメリットとして以下のような点があります。

・審査が厳しい

日本政策金融公庫のローンのデメリットはこの1点に尽きます。

国が関係している機関によくある、審査の厳しさがローン組み立ての難易度をあげています。年収基準もあるので注意が必要となります。

以上のように良い点と悪い点が存在するので、通信制高校に行くために国の教育ローンを用いるには「自分の収入やニーズに合っているかどうか」をきちんと考えた上で決定しましょう。

奨学金について

通信制高校の学費を補助してくれる奨学金には様々な種類が存在します。

・財団法人阿部育英基金奨学生

・あしなが奨学金

・交通遺児育英会奨学金

・各都道府県の育英会の奨学金

例えばはじめの阿部育英基金はNHK初代理事長の阿部氏の意志により作られた、通信制高校へ進学する学生を支援するためのものです。

交通遺児育英会奨学金は交通事故により親を亡くした方のために作られた奨学金です。

各都道府県の育英会はそれぞれの奨学金を用意しています。

以上のように日本には様々な種類の奨学金が存在しています。

メリット

・金利が国の教育ローンより優遇されている場合が多い。

審査が国の教育ローンより簡単なものもある。

奨学金の特徴として低金利、又は金利なしのものまで存在するという点です。

これは卒業後の負担を減らしていくという意味で大きなメリットになり得ます。

さらに特定の特徴を持った人に対する奨学金でなければ、国の教育ローンより審査が簡単な場合があります。

デメリット

・まとまった額を受け取るのは難しい。

・審査時期が基本的に決まっている。

国の教育ローンがまとまった額を貸付可能なのに比べ、貸付額が少額づつになってしまいます。

審査時期が基本的に決まってしまっているため、早めから準備を行う必要があります。

自分にあった制度を利用しましょう

さてここまで通信制高校の学費を軽減可能な貸付制度について説明してきました。

制度についてある程度理解を深めることが出来たでしょうか。

確かに貸付制度はとても便利ですが、通信制高校の学費を軽減する方法はそれだけではありません。

高等学校等就学支援金制度などの便利な補助金も存在します。

これらの知識をしっかりつけた上で、自分に合った制度を利用していきましょう。


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