通信制高校の学費を教育ローンで安く!

通信制高校には、学費の支払いをサポートする為の補助制度がいくつかあります。

代表的なものとして就学支援金奨学金がありますが、中には教育ローンというものもあります。

この制度は、就学支援金、奨学金とは違うものであり、デメリットもいくつかありますが、上手く利用する事で学費の高い通信制高校にも通いやすくなります。

この記事では、教育ローンの内容について説明していきたいと思います。
(通信制高校の学費の支払い方法について詳しく知りたい方はこちら!→通信制高校の学費や支払いについて解説

教育ローンの特徴

教育ローンは、日本政策金融金庫などが扱う国のものと、銀行などの金融機関が扱う民間のものに分かれます。

日本金庫は信頼性が高く、利息が低いです。

一方、民間の中でも特に信販系は審査が甘く、利息が高いという特徴があります。

通信制高校によっては、自分達と提携している会社との契約をすすめてくる事がありますが、提示された会社と契約するのが必ずしもお得というわけではありません。

審査が長時間かかる事も想定して、なるべく多くの会社のプランを早いうちから調べていきましょう。

奨学金とは大きく異なる

奨学金は、借り主が通信制高校の学生本人となりますが、教育ローンの場合は、借り主が生徒の保護者となります。

それ故、返済をしなければならないのも保護者という事になります。

最も大きな特徴としては、奨学金の返済は通信制高校を卒業したあとなのに対し、教育ローンは借りた翌月から返済を開始しなければなりません。

また、借りるお金も、奨学金の場合は毎月定額となりますが、こちらの場合は一括で振り込まれます。

最初に一括で貸してくれるので、用途に柔軟に対応させやすいです。

用途が幅広い

奨学金に比べて、幅広い用途に使う事が出来るという特徴があります。

奨学金の場合は、通信制高校の学費返済用途に限定されている事が多い一方で、出願料や受験時の宿泊費、学校納付金全般、家で補習に利用するパソコンの購入費に使う事も出来ます。

諸費用がかかってしまう場合は、どういった順序で支払いが行われるかによって、どこに補助金を充てたいかは変わってきます。

そうした意味では、通信制高校に適した、かなり便利な制度です。

利息が高いというデメリットも

奨学金は、通信制高校在学中は利息が発生せず、卒業後に分割返済をする際に利息負担がかかってきます。

一方、教育ローンは借りた次の日から、利息が生まれます。

また一括振込なので、自然に返済期間が長くなります。

確かに一括で借りられるのは便利ですが、トータルとしては奨学金よりも損をする可能性が高いです。

親からすれば、子供の負担が増えてしまう事にいい気はしないかも知れませんが、よっぽどの事情がない場合は、奨学金を大きく借りてしまった方がお得です。

奨学金と併用して学費の支払いを楽に!

通信制高校の中でも、独自の給与型奨学金を実施している所がありますが、人気がある為、選考基準は厳しいです。

それ故、多くの人は貸与型の奨学金を利用するようになりますが、近年、卒業後の返済を巡るトラブルがニュースにもなっています。

子供の負担を軽減する為に、教育ローンを利用しようと考える保護者の方も多くいらっしゃるでしょうが、利息を考えると奨学金を借りてしまった方がお得でもあります。

こうした矛盾を解消するには、2つの補助制度を並行して利用するという手があります。

年度によって用途をわける

上手い利用の例としては、初年度の学費を教育ローンで払い、翌年以降の学費を奨学金で払うという方法が挙げられます。

通信制高校の奨学金はおもに学費の減額に利用されるので、入学金等に利用する事は出来ません。

それ故、初年度の学費や諸費用の支払いは教育ローンを使い、2年目以降の学費は奨学金を利用して支払うことで、用途としてもバッチリですし、トータルの出費も抑える事が出来ます。

通信制高校では就学支援金を優先的に利用しよう!

通信制高校の中には、就学支援金の対象校が多くあります。

この就学支援金とは、国が通信制高校の学費を一部負担する制度です。

国が行っているので、内部や民間の奨学金、学費免除とは別に申し込めます。

このような補助制度を利用して、なるべく学費の負担を抑えていきましょう。

返済の必要がないので、家計への負担も抑える事が出来ます。

就学支援金の適応条件と基準

就学支援金が出るかどうかは、世帯の年収に拠る所が大きいです。

所得面としては、世帯収入が910万円未満である事が条件となっているので注意が必要です。

また、就学支援金が適用される通信制高校も限られており、大手ではルネサンス高校、第一高等学院、ヒューマンキャンパス、鹿島学園高等学校などが挙げられます。

また、通信制高校ごとに、就学支援金の具体的な金額はかなり異なります。

もし、就学支援金による学費の減額を希望するのなら、資料を請求したり、学校に問い合わせを行ったりした方が良いでしょう。

まとめ

教育ローンは、すぐに借りられて様々な用途に利用できますが、負担も大きいです。

通信制高校に通う際は、なるべく就学支援金を利用したり、奨学金と併用したりしましょう。


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