通信制高校の学費や支払いについて解説

「安い」というただ漠然としたイメージを通信制高校に持っているかと思います。

確かにかかる費用というのは全日制の学校に比べ安いです。

しかし通信制高校にも私立と公立があり、費用の金額やそれに伴う支払い方法が大きく異なることをご存じだったでしょうか?

ここでは、かかる費用の違いやそれぞれのメリット・デメリットなど紹介します。

(入試制度を利用して学費をお得にしたい方はこちらも参照!→通信制高校の就学支援金で学費を安くしよう

こんなに変わるの!?私立と公立の学費の違い

まずは公立の通信制高校の場合にかかる学費例を見てみましょう。

●入学金:500円~

●授業料:年間1~3万円

●その他諸費用:年間約3万円

やはり全日制の高校に比べると圧倒的に安く費用を抑えることができます。

しかし公立の通信制高校の場合、学習へのサポート体制もそれほど充実していないというデメリットがあります。

学生個人の学習に対する意欲が求められているわけです。

私立通信制高校の学費

次に私立の例です。

●入学金:2万円~5万円程

●授業料:年間約19万円~

●その他諸費用:年間約3万円

こちらは公立の学費に比べると少しお高くなりますが全日制の高校に比べると、やはり安いと言えますね。

また公立の通信制高校と違い、レポート提出がメールやWEB上で可能である等、学習支援が充実しています。

わからない問題があったりしたときの対応は私立のほうがしっかりしているのです。

またテストやスクーリングに関しても、私立の方が柔軟に対応してくれる傾向にあります。

学生個人へのサポートをしっかりしてくれるのがメリットです。

学費の安さだけではなくサポート体制も通信制高校選びに入れてみるのがいいかもしれませんね。

就学支援金とは?

高等学校就学支援金をご存知でしょうか?

高校に通う生徒が、学校経由で国に申請を出すことで受け取ることができる支援金のことです。

意外と知られていませんが、これは全日制の高校だろうと、通信制の高校だろうと適用されるのです。

公立の通信制高校の場合、なんと授業料が全額無料!

私立の場合では、年間で約12万円も授業料が減額されます。

これから高校に通われる場合、この制度を利用しないなんてもったいない事はしてはいけません!

忘れずに手続きをしましょう。

ローンよりもお薦めな補助制度

通信制高校で、学費補助制度を利用する場合は、就学支援金の様な国が行っている補助制度を優先的に利用していきましょう。

通信制高校に限らず、毎年多くの新社会人が奨学金の返済が出来ず苦しんでいます。

企業の多くは入社して半年くらいを研修期間と位置付けており、給与も低く設定しています。

アルバイトよりも月収が低いなんて事も良くあるので、教育ローンの様な返済義務のあるものを、計画性なく借りてしまうと後で大変な事になってしまいます。

入学したらどんな補助制度を利用するべきかというのも、今から考えておいて損は無いですよ!

奨学金や特待生制度について

この記事を読んでくださっている人の中には、就学支援金を利用してもまだ通信制高校に通う費用が賄えないという方もいると思います。

ご安心ください、まだ方法があります!

まずは奨学金の利用です。

学校が参加している基金や日本学生支援機構などに審査を行い、利用することが可能です。ただし忘れてはいけない注意点として、奨学金には返済義務や利子が生じます。

先行投資だと考えるのがいいかもしれません。

特待生を目指そう!

次に特待生になることです。

特待生とは、学校指定の大学への進学意欲とそれに対する学力が伴っている場合、もしくはスポーツや芸術といった分野で活躍している学生が利用できるものです。

勉強やその他の活動に全力で取り組みたい人はこの制度を利用し学費を抑えることができるかもしれません。

通信制高校の支払い方法とは?

高校の学費の支払いを一括払いだけだと思ってはいませんか。

実は通信制高校の場合、一括だけでなく分割での支払いができるケースが多くあります。

通信制高校の場合、収入状況が不安定な家庭が全日制と比べると多いため、支払い方法を工夫している高校が多いのです!

まずは悩みを共有しよう

通信制高校の中には、入学試験を受験する前に教職員もしくは入学事務局の職員と保護者含め面談を行う場合があります。

この時に支払い方法などに関して相談するのもいいかもしれません。

学費を分割払いにすることで、負担を抑える事ができます。

万が一転校をすることになったとき一括払いでは授業料の一部が無駄になってしまうこともありますが分割ならその心配もいりません。

まとめ

通信制高校にも私立と公立があったり、一括払いや分割払いがあったり様々です。

もちろんそれぞれにメリットもデメリットもあります。

学校選びでどこを一番重視するかにもよりますが、ただ「安い」という部分だけではなく、中身まで吟味してから決めることがオススメです。

通信制高校の場合は、職員や担任の方と実際に話してみた印象を参考にするのも良いでしょう。

通信制高校は、金銭的、精神的に様々な悩みを抱えた生徒も在籍しているので、制度化されていないような柔軟な対応をしてくれる事も多くあります。

それ故、学費の支払いに不安がある場合は、まず担当者の事を知るのも一つの手です。

保護者の方が学費を納めるかもしれませんが、お子さんと相談してみるのもいいでしょう。

家族全員で満足いく学校選びをお忘れなく!


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