通信制高校を3年間で卒業するまでの学費は?

現在中学生で通信制高校への進学を考えている皆さん。入学してから卒業までどのくらいの学費がかかるのかは、入学を検討する上でやはり気になるところですよね。

今回は通信制高校の1年間の費用ではなく、卒業までにかかる学費をまとめてご紹介します。

通信制高校は何年で卒業できる?

そもそも通信制高校は何年間在籍すれば卒業できるのでしょうか。海外の飛び級制度のように、必要な単位数さえ取得できれば通常よりも短い期間で卒業できると考えている人もいると思います。

スムーズな卒業でも最低3年間は在籍

しかし実際には入学後順調に単位をとれて、きちんと出席していたとしても、必ず3年間は在籍しなければなりません。これは高校を卒業するための必須項目だと国で定められているため、どんなに単位をたくさん取得しても避けることはできないのです。

なお、編入・転入の場合は前の学校の在籍期間と合計して3年間になれば、無事卒業ができます。休学期間も在籍していればこの期間に含まれますが、一度退学してしまった場合にはその期間は含まれないので、今転入を悩んでいるならばくれぐれも退学はしないように気をつけてください。

登校日数を減らしていくことは可能

しかし1年次や2年次にあらかじめたくさん単位を取得しておくことで、3年次の登校を減らすことは可能です。

3年生になってからはできるだけ学校に時間を費やしたくないという方は、早い学年のうちにたくさん学校へ行って単位を取得しておきましょう。

通信制高校にしては少し厳し目の時間割になるかもしれませんが、そのぶん3年生になったときには少ない登校日数で他の同級生よりも楽をすることができます。

1年間に単位を取得しすぎると費用が高くなる可能性も

しかし学校によっては1年間に取得できる単位数が決まっている場合や、一定の単位数を超えた数を取得すると1単位あたりの金額が高くなってしまう場合があるので注意してください。

入学前にすでにあまり登校できない学年が決まっている場合には、事前に先生に相談して入学後のスケジュールを立てておくといいでしょう。

3年間通ってストレートで卒業できた場合の学費

では通信制高校に新入学から卒業まで3年間通った場合、学費はどのくらいの金額になるのでしょうか。

学費が安い通信制高校としても評判が高い、大手人気校である鹿島学園高等学校を例に上げて説明していきます。なお、通学コースを選択せず、オプションコースも一切利用しなかった場合の金額です。以上のコースを選択した場合にはさらにお金がかかるので注意してください。

鹿島学園高等学校の3年間の学費

入学金 50,000円
授業料(1年次25単位取得時) 175,000円
授業料(2年次25単位取得時) 175,000円
授業料(3年次24単位取得時) 168,000円
施設費(1年あたり24,000円) 72,000円
通信費(1年あたり5,000円) 72,000円
卒業までにかかる学費合計 712,000円

私立の通信制高校の学費といえばもっと高いイメージを持っていた人も多いと思いますが、大手の学校でも約70万円で卒業することができるなんて少し意外かもしれませんね。

就学支援金で安くできる

なお、通信制高校でも国から支給される就学支援金が適用できます。

支給される金額は家庭の収入状況によって異なりますが、基本的に1単位あたり4,812円が支給される仕組みとなっており、卒業までの74単位合計では35万円以上も減額されることになります。

この就学支援金というものはきちんと申請をしなければ支給してもらえないので、入学前から情報を調べてしっかり手続きをしなければなりません。

入学相談のときに先生やスタッフに聞けば詳しく教えてくれるので、学費のことなので言いづらいかもしれませんが積極的に質門するようにしましょう。

3年間でしっかり卒業しよう

通信制高校に3年間通った場合の学費について紹介しましたがいかがでしたか?

通信制高校の学費を安くしようと皆さんいろいろ調べていると思いますが、費用を安くするためには何よりも3年間でしっかり卒業することが大切です!施設設備費用など、授業料以外にかかるお金は在籍しているだけでどんどん積み重なってくるので、なるべく早めに卒業できるようレポートの提出などはしっかり行いましょう。

登校日数が多いと卒業率が高いという話も

通信制高校では上記の鹿島学園高等学校の例であげたように、なるべく学校に登校をしない通信教育中心の学習スタイルのほうが、基本的に学費が安くなる仕組みになっています。

しかし登校日数が少ないと、自己管理ができない生徒にとっては継続的なレポートの提出が難しく、卒業のハードルはどんどん上がっていってしまうんです。

自分の時間を増やして家でしっかり勉強を続けるほうがいいのか、それとも学校に定期的に通って先生と一緒に勉強を進めるほうがいいのか、自分に合った勉強方法を考えて入学する学校やコースを決めるといいでしょう。


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