通信制高校でスポーツコースに入るメリットと学費を解説

世界で活躍するトップアスリートたちの殆どは中高生のうちから最前線で活躍しています。
10代のうちから日本の代表に選ばれたり、全国大会に出場したり。
でもそういった活躍と勉強を両立するのって難しいですよね。
そこでスポーツに専念したい若者に今人気なのが、通信制高校で高卒資格を取得するという方法です。
実はサッカー日本代表の香川選手や柿崎選手も通信制高校を卒業しているんですよ!
今回は通信制高校のスポーツコースに入った場合のメリットと学費を検証していきます。

通信制高校のスポーツコースに入るメリット

まずは全日制高校ではなく通信制高校に入学して、そのなかでもスポーツコースに在籍するメリットを紹介します。
競技に専念するために全日制の私立高校に通う人もいますが、それよりも通信制高校なら大きなメリットを得ることができるんです。
最初はイメージがしづらいかもしれませんが、自分が入学したときのことを想像しながら読んでみてください。

勉強を最低限にすることで競技にひたすら打ち込める

通信制高校では高校卒業のための勉強を最小限に抑えることができます。
年に3日の登校で単位が取れるような学校もあるんですよ。
ということは、残りの362日はすべてスポーツに打ち込めることになるわけです。
しかし通信制高校を卒業するためには、登校以外にもレポートの提出などが必要となってくるので、多くのスポーツコースでは週に半日はレポート指導の時間を用意しています。
学校できちんと時間をとって勉強をフォローすることで、確実な単位取得ができ、より競技に集中できるようです。
サッカーの強豪校としても知られる第一学院高等学校では、以下のようなスケジュールで活動しています。

 

午前 午後
(月) 休養日 休養日
(火) 練習 自主学習/自主練習
(水) 練習 練習
(木) 練習 自主学習/自主練習
(金) スクーリング 練習
(土) 練習または試合 練習または試合
(日) 練習または試合 練習または試合

優秀な先輩の背中を追うことができる

実は多くのアスリート選手や芸能人が通信制高校を卒業しているんです。
そういった実績のおかげで、学校はプロチームなどとも親交があり、他の学校よりスカウトなども来やすいと言われています。
また在校生には既にプロとして活躍している生徒もいるので、一緒にプレーする機会も生まれますし、きっと自分へのいい刺激になるはずです。
実際にプロを目指したいと思ったときにも先生やコーチに相談すれば、経歴があるので親身に相談に乗ってもらえますよ。

インターハイや全国高等学校サッカー選手権大会に挑戦もできる

通信制高校の部活動の多くは定時制・通信制大会に参加することになりますが、スポーツコースを用意している学校など強豪校の中には高体連への加盟が認可されている学校もあります。
第一学院高等学校も茨城県の高体連に加盟しているので、平成26年度には見事全国高等学校サッカー選手権大会に出場しました。
通信制高校でもインターハイや国体への出場を目指して活動することが可能なのは意外と知られていない事実です。

進路相談も安心

スポーツコースなら、自分の今までの経歴を活かした将来の選択がしやすいです。
競技者として進みたいのなら、その道に詳しいプロからアドバイスをもらえますし、コーチやトレーナーになるのなら進学先やインターン先について相談に乗ってもらうことが可能です。
全日制高校ではこのような道に詳しい教師はなかなかいないので、専門課程ならではの強みといえるでしょう。

実際の学費を検証

このようにメリットが大きい通信制高校のスポーツコースですが、実際に通った場合にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
日本ウェルネス高等学校の週5日スポーツコースの学費を例にあげてみてみましょう。

 

入学金 10,000円
教育充実費 50,000円
授業料 200,000円
補習授業費 300,000円
スポーツ強化費 162,000円
初年度学費合計 722,000円

練習の費用を考えるとお得?

例にあげた日本ウェルネス高等学校のように、スポーツコースでは週5日の登校が基本となっている学校が多いです。
そのため学費も私立の通信制高校の相場よりも少し高くなってしまうよう。
しかし週5日登校だからといって毎日勉強をするわけではなく、学校で行うのは練習がメインなので、自分でクラブチームに入ったりコートを借りて練習したりすることを考えるとお得なのではないでしょうか。
なお、指定のジャージの購入など、学費とは別に費用がかかるものもスポーツコースには多いので注意してください。

入学するためには実技試験がある高校も

通信制高校のスポーツコースには、入学試験で実技試験を設けている学校もあります。
名門校であればあるほどハードルが高いので、気持ちだけでは入学できない場合があるので注意してください。
中学生のうちから体験入部として部活動に参加出来る学校もあるので、実力を測るためにも積極的に参加してみるといいでしょう。
なお、実技試験で優秀だと認められた場合には、推薦入学として学費を一部免除してもらえる学校もあります。
入学を希望する場合には、学力よりもひたすら競技の実力を伸ばすことが求められるでしょう。


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