学費半減!?通信制高校の費用内訳を大解説

通信制高校といえば、通信制高校奈良校の元代表が入学選抜料名目で詐欺を働き、逮捕されていた事件が記憶に新しいですよね。

通信制高校の学費の内訳は一般の全日制高校の費用に比べて、複雑になってしまっていることが多いので、このような事件が起こってしまいます。

このような状況では、通信制高校に興味のある場合、自分が騙されてしまわないために、最低限の学費の内訳に関する基礎知識を蓄えておく必要があります。

費用の内訳を知っておくことは、通信制高校について知識を得て、学費の減額などの方法も知れるという意味で大いに意味があります。

今回はそんな通信制高校の複雑な費用について、全く知らない状態から、しっかり分かり、お得な情報を利用できる状態になるまで解説します。

通信制高校の学費内訳

まず一般的な通信制高校の学費内訳について解説を行ってから、注意して見るべきポイントについて説明をしていきます。基本的な学費構成が理解できます。

学費内訳

通信制高校の学費は基本的に以下のような項目に別れます。

・入学金

・授業料(1単位ごとの料金が多い)

・施設設備費

・教育関連諸費

・スクリーニング費(教育関連諸費に含まれる場合もあります)

まず入学金ですが、これは一般の全日制高校と同じです。

違う点としては値段ですが、入学金1万円の通信制高校も存在します。

施設設備費も一般的な項目ですが、全日制高校のように365日維持する必要はないため、比較的安価になっています。かわりにインターネット環境などの設備費が入っている場合があります。

教育関連諸費は通信制高校独自の費用が多分に含まれています。

例えば次に書いていますが、通信制高校にはスクリーニングという年数日の必須登校日があり、その費用が含まれている場合もあります。

スクリーニング費(年数日の必須登校日)ですが、これは完全に通信制独自の費用となっています。

多くの場合に数日間泊まり込みで、レクリエーションや授業を行います。性質としては全日制の修学旅行などに似ているかもしれません。

以上が通信制の一般的な学費の内訳になります。

注意するべきポイント

通信制高校の費用で注意するべきなのは、教育関連諸費とスクリーニング費、施設設備費などの諸経費になります。

初めて通信制高校の学費を見る際には、一般的に授業料や入学金に目が行きがちです。

しかし学校によってはIT関連費などの大半を教育関連費、施設設備費、つまり諸経費に転嫁している場合もあります。よって注視する必要があります。

次にスクリーニング費ですが、ホームページにも書いてない場合と教育関連費に含まれている場合があります。

数万円かかる場合が多いので、資料請求を行い、しっかりと情報を仕入れておくのが確実でしょう。

以上が通信制高校の一般的な学費内訳の説明になります。

実際の通信制高校の学費内訳の例

一般的な通信制高校の学費の構成に関してある程度理解で来たでしょうか。

次に実際の通信制高校の費用を例に取りながら解説していきます。

N高等学校

N高等学校はインターネットでの教育に力を入れている学校であり、プログラミングの授業があるのが特徴です。

3年間費用総計:73万9千円

・初年度合計費用:25万3千円

内訳:入学金1万円、施設設備費5万円、教育関連諸費1万3千円、授業料18万円

・2年度合計費用:24万3千円

内訳:施設設備費5万円、教育関連諸費1万3千円、授業料18万円

・3年度合計費用:24万3千円

内訳:2年度と同様。

以上の数字は就学支援金を全く受け取らなかった状態です。

就学支援金を申請することで学費は大幅に減額されるので注意しましょう。

N高等学校の場合は就学支援金を最大額受け取ると、初年度費用は7万3千円まで減額することが出来ます。

この就学支援金制度については事項にて詳しく説明します。

 

就学支援金制度とは?

前項で具体的な金額で明示したように、通信制高校に進学する上で、就学支援金制度を活用すれば大幅に費用を減額できます。

そんな便利な就学支援金制度について以下にて書いていきます。

就学支援金制度の基礎知識

就学支援金制度とは、文部科学省が実施している、学費の支払いが難しい家庭への援助制度です。

公立校と私立校に通う学生たちの間に、金額面で大きな格差が存在していたため、それを是正するために制定されました。

この制度を使うと私立校の費用を大幅に減額でき、進学の幅を広げることが出来ます。

給付基準

そんな便利な就学支援金制度ですが、学費の支払いが難しい家庭への援助制度なので、当然ながら給付に制限があります。

給付上限:世帯収入が910万円

これ以上の収入がある家庭には私立通信制高校に進学しても、就学支援金が支給されないので注意しましょう。

この上限以外にも、収入ごとに、支給額は変化します。詳しく知るためには文部科学省の就学支援金についての項目を御覧ください。

通信制高校学費の内訳まとめ

ここまで通信制高校の学費の内訳や、減額の方法について解説してきました。

通信制高校に進学した際の学費が、ある程度具体的に思い浮かぶようになったでしょうか。

通信制高校の費用構成は一般の全日制高校の費用と大きく異なります。

この違いをきちんと理解しておくことが、後々のトラブルを未然に防いでくれます。

以上の情報を活用して、安心安全な通信制高校選びを行ってください!


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