高い学費を安く抑える方法の一つに、教育ローンを利用する方法があります。
教育ローンを利用すれば私立の通信制高校にも通いやすくなりますよ。(…どうしたら通信制高校の学費が安くなる?)
この記事では教育ローンって何?どうやって借りるの?という基礎知識を紹介します。
通信制高校の教育ローンって何?
教育ローンとは、通信制高校に関わらず学校教育費の支払いや、一人暮らしの賃貸、資格取得の為の費用に利用することができるローンのことです。
似たような制度に奨学金があるので、比較して紹介します。
奨学金の特徴
・学生本人に返済の義務がある
・毎月一定の金額が振り込まれる
・利息は卒業後から始まる
・返済は卒業後に開始
奨学金は学生のための貸し入れ金。
学生生活を支援するのが目的なので、一般的なローンに比べて条件が良いのが特徴です。
しかし、奨学金を借りるには教育ローンより厳しい審査を通る必要があります。
教育ローンの特徴
・学生の保護者に返済の義務がある
・借り入れたお金は一括で振り込まれる
・利息は借りた翌月から発生
・返済開始は借りた翌月から
教育ローンは学生ではなくその保護者が借りるという点が最大の特徴です。そのため、返済開始も卒業まで待ってくれません。利息も借りた翌月から発生してしまいます。
奨学金と違い一括でお金を振り込んでもらうことが可能なのが利点です。
新生活が始まる時期や受験期で受験料がかさむ際にはとても便利なポイントだと言えます。
学費負担を助ける!教育ローンの借り方
教育ローンはどのように借りれば良いのでしょうか。
教育ローンには大きく分けて2つの種類があります。ひとつは、国が運営している日本制作金融金庫。
固定金利が1.90%と低いのが特徴です。
また、世帯年収によって借りることができる金額が変動したり、母子家庭や父子家庭は優遇されたりするなどの特徴があります。
もうひとつは、一般金融が貸し出している教育ローン。
国の教育ローンと違い、手軽に借りることができるのが特徴です。
借りるのに必要な書類が少ない、申込みから融資までの時間が短いなどの特徴があります。
教育ローンを借りたいなら親と相談を!
教育ローンは学生ではなく親が借りるものです。
もし必要であれば、しっかりと相談をした上で借りるかどうかを決めましょう。
上手に教育ローンを利用すれば家庭の負担を減らしながら私立の通信制高校に通うことができますよ。