通信制高校について情報検索しているとよく目にする「サポート校」の文字。
サポート校って何?サポート校に入らないと卒業できない?学費はかかるの?そんな疑問にまとめて答えます。
通信制高校とサポート校の違い
通信制高校とサポート校の違いって何だかわかりますか?
一言で言うと、ズバリ学校であるか、そうでないかです。
通信制高校は高卒認定を取ることができる高等学校のことです。全日制の高校と同じように、高校卒業資格を取得できます。
それに対してサポート校は学校ではありません。そのため、サポート校では高卒認定を取得することができないのです。
サポート校は通信制高校を卒業するためのサポートをする場所。
学習塾や予備校と同じような役割をしています。
学校ではないので登校日に制約がなく、自宅で指導を受けることができるのもサポート校の特徴です。
サポート校に入らないと卒業できないの?
通信制高校を卒業するためには絶対にサポート校へ入らないといけないのでしょうか。
サポート校に入学しなくても、ちゃんと強い意志を持って単位を取得すれば、サポート校を利用しなくても卒業することはできます。
しかし、通信制高校は卒業率が低いのが特徴。
理由として、自分で登校日を管理しないといけない、不登校やいじめなどを経験しており学校に通うことが精神的苦痛となってしまっている生徒が多いなどがあげられます。
そんな生活面・精神面のサポートをしてくれるのがサポート校の役割。
サポート校に入っていたほうが卒業までの負担が少ないのが事実です。
また、通信制高校とサポート校が一緒になっている学校の場合、必ずサポート校にも入らなくてはいけないこともあります。入学を検討する前に確認しておきましょう。
サポート校の学費
サポート校にももちろん学費がかかります。
通信制高校とサポート校が一緒になっている学校は、2つを合わせた学費を提示していることが多いですが、通信制高校とサポート校が別になっている学校だと学費も別になるので、年間の合計学費が思っていたより高くなってしまうことが多くあります。(…どうしたら通信制高校の学費が安くなる?)
入学前にサポート校にかかる学費がどれくらいになるかも考慮しておきましょう。
一般的にサポート校にかかる学費は年間40万円~90万円と言われています。
サポート校が一緒になっていない通信制高校に入り、サポート校にも通いたいと考えている人の年間にかかる学費は「通信制高校の学費+40万円~90万円」になるということを覚えておきましょう。