通信制高校の就学支援金で学費を安くしよう

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通信制高校の学費を安くする方法のひとつに、就学支援金の利用があります。

私立の通信制高校に通いたいけど学費が高くて通えないという悩みを持っている人には是非利用してほしい制度です。(…どうしたら通信制高校の学費が安くなる?

この記事では就学支援金って何?どうやって借りるの?といった疑問にまとめて回答します!


通信制高校の学費が安くなる!就学支援金って何?

就学支援金は、国の文部科学省が支給している授業料の援助金です。

就学支援金制度が利用できれば、公立の通信制高校だと月額520円、私立の通信制高校だと月額9,900円が支給されます。単位制の場合は1単位につき4,812円が支給されるので、1単位5,000円の私立通信制高校に通っている人が就学支援金を利用すると実質1単位188円で授業を受けることができるのです。

この制度は奨学金や学生ローンなどと違い返済する義務はありません。


学費が高い!就学支援金を借りる方法とは

就学支援金を借りるには、入学時の4月に学校へ受給資格認定書と市町村民所得割額が確認できるものを学校に提出します。
そこで受給資格が認定された後、再度学校側から指定された書類を提出するという流れです。

この時に確認されるのが以下の3つの条件です。
これらの条件を満たしていないと、就学支援金は借りることができません。

就学支援金を受給する条件

まずひとつめは、在学条件。国が指定した学校に在学している人のみが対象になります。
通信制高校も国の指定の学校に入っているのでこの要件は満たしているといえます。しかし、サポート校は国の指定の学校ではないので、就学支援金を受けることはできません。

ふたつめは、在住要件。日本国内に住所を有する人がこの要件を満たします。

みっつめは所得要件。世帯年収が910万円以下であること、市町村民所得割合が30万4,200円であること。

就学支援金は経済的負担を減らすことのできる便利な制度です。
学費が高くて私立の通信制高校に通えない!と諦める前に、自分の家庭が就学支援金を受けることができるか確認してみましょう。


就学支援金を利用して学費負担を減らそう!

通信制高校に通う生徒の多くが就学支援金を利用しています。

卒業後も返済の義務が無く利用することができる就学支援金はとても便利です。

自分が受給の対象となっているかを学校に問い合わせてみましょう。