公立の通信制高校の学費を検証!

勉強をしている女子高校生

通信制高校は全日制や定時制の高校と比較しても学費が非常に安いです。
その中でも公立の学校は群を抜いて安いといえます。(…どうしたら通信制高校の学費が安くなる?

いったいどれくらい安いのでしょうか、私立とどんなところが違うのでしょうか、ご紹介します。


公立の通信制高校を選ぶ理由

公立の通信制高校の魅力はなんといっても学費の安さでしょう。

時間とお金がない方でも高校卒業資格を取得できるのはとても魅力的です。

特徴としては学校がある県に住在している方しか入学が認められてなく、転入などの時期も決められていることです。

また、転入学時に試験や面接といったことを課している場合が多く、ある程度の基礎学力が求められます。
私立と比較してみると、自由度やサポート面では劣っていることは否めません。

公立の通信制高校は学校によって登校日が決められていて、その日に登校しなければ単位がもらえないなど自由度が低く、勉強をしていてわからないことがあっても学習サポートを好きなときに受けることは難しいようです。

また学校が苦手な方に向けてのサポートなどもこれといってありません。
卒業率のほうもあまり高くなく、入学してみたが学校が苦手、勉強がわからないといった理由で卒業できない人が比較的多いようです。ですので公立の通信制高校は、ある程度基礎学力が備わっており、これといったサポートはいらないからとにかく学費を安く抑えて高校卒業資格が欲しいといった人にオススメです。


公立の通信制高校の学費平均

公立の通信制高校の学費はだいたい入学費が500円ほど、授業料が1単位180円~1000円ほど、教科書代などのその他費用が2~3万円ほどと非常に安いです。

しかも2010年から高校無償化法によって授業料が免除されるようになったので、ただでさえ安いのにこんなに安いの?という感じです。

やはり学費の安さでみたら公立の通信制高校がもっとも優れています。


公立の通信制高校は人を選ぶが安さが自慢

公立の通信制高校は私立の通信制高校と比較して非常に学費が安いですが、これは本当に必要なものだけを提供しているからでしょう。ですのでオススメできる方は少なくなってしまいます。

誰かのサポートがなくても自分で勉強ができる自信がなければ少々高くなりますが私立の通信制高校を選択したほうがいいようです。

そちらのほうがより確実に卒業できますし、それぞれの学校の個性もあるので自分にあった学校が見つかるはずです。

大切なことはきちんと高校を卒業して自分の望む進学、就職をすることではないでしょうか。